昨日、今日の2日間。
阪神百貨店さんにて花束の講習会をさせて頂きました。
ご参加下さった皆さまありがとうございます。
毎年この時期になると、沢山の実物が出てきます。
ブルーベリーにブラックベリー。
春にお花が終わり、実が膨らんでくるこの時期に、
この時期一番のシャクヤクやバラと
実物を合わせたブーケが何より大好きです。
日に日にお花の季節は移り変わります。
大好きなライラックがもうそろそろ終わりです。
少し残ったライラックを持ち帰り活けました。
◇ 今回の花材 ◇
シャクヤク サラベルナール
シャクヤク マキシマ
シャクヤク 三礼加
ライラック
アストランティア ローマ
スカビオサ
ニゲラ
ブルーベリー
利休草
〜 お花について 〜
外が暑くなるこの季節。
人でも急な気温の上昇に体調を崩す方も少なくありません。
切り花も温度差や、環境の変化にはとても弱いです。
ブーケを作って持って帰ったら、シャクヤクが萎れてしまったと言う声がありました。
レッスンのお花はいつも直前で仕入れて、一日、二日の新鮮な内に、
レッスンをし、持ち帰って頂いております。
直ぐに萎れるというのはあまり考えられません。
ですがどうしてもレッスンで疲れたお花は萎れやすくなっています。
ご自宅に戻られたら、茎の部分を下から10センチほど残し、
お花の部分を紙や新聞紙で包み、茎を1センチほどキリ戻します。
そして、たっぷりのお水につけて浸けてあげます。
そうすると、ほとんどのお花が元気を取り戻します。
もし、それでも生き返らなかった場合は、花首で思い切ってきって、
ボールやお皿に浮かべて見てください。
最後の力を振り絞ってくれるかもしれません。
そして、個体差はありますが、
先に萎れたお花は、命を全うしたという事で、
残念がり過ぎず、さようならをしてください。
綺麗なお花の中で、一輪でも萎れたお花があると、
見る方も元気を無くしてしまいます。
なんで、ダメになったんだろう...と自分を責めずに
仕方ないと思ってほしいのです。
それが、気軽にお花を楽しめるコツでもあります。
切り花は、地に植わっているお花に比べて、日光には弱いです。
でも、全く日光が無いと、シャクヤク等は咲かずに蕾のまま終わります。
ほどよく風とおしがあり、カーテン越しに柔らかい光があたり、
温度があがりすぎないところ。
そんな居場所を好みます。
是非お花に寄り添って、置く場所を考えてみてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿